京都市立西京高等学校附属中学校 データ活用型授業の見学

開催日時 2024年5月16日(木) 8:30~12:00
学校名 京都市立西京高等学校附属中学校
学 年 1年生
教 科 数学
見学参加者 32名

2024年5月16日(木)にLEAFシステムの実証校である京都市立西京高等学校附属中学校で、中学1年生の数学の授業見学が行われました。授業のテーマは、文章を読んでx、y、zなどの文字を使って式に表すことです。生徒たちの学習状況は、見学日の前週に正の数と負の数を終えたところで、翌週から文字を使った式を学ぶ予定です。

授業では、生徒たちはまず文章を読んで式を考え、それを周りの生徒と話し合いながら作成しました。作成した式はタブレットに記入し、教師が電子黒板で共有しました。異なる回答を書いた生徒を何名か指名し、手書きの回答をスクリーン上で一筆ずつ再生させながら回答を説明させました。どのように考えて回答を導き出したかを説明させることで、生徒同士の考え方の違いについても共有し合うことができました。

授業の最後に、前週まで学んでいた正の数・負の数について、学習の内容に自信のある項目をマーカーを引かせるアンケートを行いました。BookRollのマーカー分析機能を使い、自信がある人数が多いほど色が濃く塗りつぶされ、逆に自信がないものほど色が薄くなり文字が読めるように表示されることで、クラス全体でどの項目が苦手と感じているかを可視化しました。

LEAFシステムの活用により、教師は生徒の理解度をリアルタイムで把握し、その場で効果的な指導を行うことができました。生徒たちも積極的に授業に参加し、ほかの生徒の自分とは異なる考え方を共有してさらに理解が深まったように感じました。

授業見学のあとには実証校の校長や教員たちも参加した意見交換会が行われ、見学した授業についての裏話や、それ以外の授業でのLEAFシステムの活用の様子などについての話を聞くことができ、参加者たちにとって大変有意義な時間となりました。


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